一戸建てのマイホーム購入はほとんどの人にとって一生に一度の買い物、絶対に公開の内容にしたいものです。この一戸建て住宅の購入は注文住宅のように購入後に家を建てる場合と、すでに建てられた建売住宅を購入する場合の2種類があります。そのうち注意が必要なのはやはり建売住宅を購入するケースです。現物をチェックしたうえで購入できるメリットがある一方、購入した後になっていろいろと不都合を感じてしまったり、「事前に聞いた話と違う」と不満を持ってしまうことも多いからです。
それだけに事前に入念に物件情報をチェックしておく必要があるわけですが、まずはその物件が建てられているエリアの土地評価額を確認してみましょう。そのエリア全体の相場に比べて高いか、安いかを確認し、極端に相場からかけはなれた価格設定の場合にはその理由をしっかりと確認しておきましょう。とくに注意したいのは地盤の問題です。地盤が緩くないか、必要な補強が行われているかどうか、建物がしっかり作られていても地盤が緩いと傾きなどの問題が生じてしまうことがあります。
それから周辺環境。とくにお子さんがいるファミリー世帯ではこれが非常に重要なポイントとなります。建物だけをみてよさそうだと思っても周辺環境があまりよくないというケースも少なくありません。治安がよいのか、子供を安心して育てられる環境かどうか。近くにスーパーやコンビニ、公共機関など日常の用を足すための施設があるかどうかなどは必ずチェックしておきましょう。駅からのアクセスも重要ですが、単に近いだけでなく、夜遅くに帰宅する際に安心して帰宅できるルートがあるかどうかなども見ておきましょう。物件をチェックする際には昼間だけでなく夕方以降にも訪れてみるのがお勧めです。あとは開発状況。開発が進んでいればその分生活が便利になり、不動産価値の上昇も期待できますが、その分騒がしくなり、治安が悪くなるといった不安材料もあります。
リフォームや建て増しの自由がどれだけあるかも大事な点です。敷地面積などの条件でこれらができない物件もありますから、不動産会社に必ず確認しておきましょう。これらのポイントは買ってから解消するのが難しいものばかりですから、事前のチェックが欠かせないのです。