住宅探しはマンション、一戸建てを問わず十分に時間をかけて入念に行っていく必要があります。いずれにしろ決めた物件に2年以上は住むことなるわけですから、契約して住みはじめた後になって「こんなはずじゃなかった」「事前に聞いた話と違う」では困ります。
そんな不動産の住宅探しではは日当たり、広さ、音をまずチェックするのがポイントです。とくにマンション・アパートの場合は同じ物件でも部屋の位置によって環境が大きく違ってくることが多いので要注意です。日当たりは周辺環境、とりわけ窓からの眺望と深く関わってくるのでよくチェックしておきたいところです。実際に部屋をチェックする際には自分が家で過ごす時間帯に日射しが良いかどうかをチェックするためにも訪れる時間帯に注意しましょう。東向きなら午前中、西向きなら午後の日当たりがよくなります。
広さに関しては家具の設置をイメージしながらチェックすることが大事です。例えばソファは窓や日当たりを考慮したうえで設置する場所を決めることになりますから、相応しい位置に設置できるスペースがあるかどうか、単純に床面積だけで決めず、住まいの環境を頭の中でイメージしながら判断していきましょう。
騒音は快適な暮らしと直結するだけに集合住宅ではもっとも重視すべき点ともいえます。壁は十分な厚さがあるかなど住宅内の騒音に悩まされないかをチェックするのはもちろん、外からの音、電車や車、お店や人が立てる音なども見ておきましょう。通りに面している住宅の場合、夜になると賑わう繁華街が近くにある、車の通りが多くなるといったケースもあるので要注意、夜に見学に訪れるのは難しいでしょうから、周辺環境をよくチェックして夜にどのような環境になるのかをイメージしておきたいところです。
こうした基本的な点だけでも細かなチェックが必要になります。その他トイレやお風呂の環境、駅へのアクセスや買い物施設など暮らしやすさと直結するチェックポイントも出てきます。事前にこれらをリストアップし、優先順位を決めたうえで不動産巡りの準備を整えるようにしましょう。